2014年1月3日金曜日

忍城の「北谷門」 ~不動ヶ岡不動尊~


毎年恒例の我が家のお正月行事・・・というわけで、親戚の家に新年のご挨拶回りがてら、埼玉は加須にある不動ヶ岡不動尊に初詣。



この不動ヶ岡不動尊は元和3年(1616年)開基の真言宗のお寺で、ご本尊は不動明王。

関東三大不動のひとつにも数えられることがあるという、由緒ある(この地方では)お寺です。


とはいっても、今年は親戚の家を回った後、菖蒲のショッピングモールでのんびり「初」買い物を楽しんでしまったもので、お不動様についたときにはとっぷり日が暮れてしまって・・・

なにもまあ、こんな寒い季節にお堂も閉まっちゃってjから行くこともなかったんですが、古いお札を納めなきゃという使命があったし、なによりこのお寺にはあの「黒門」がある・・・!





「黒門」というのは、映画「のぼうの城」で知られるようになった行田の忍城の「北谷門」を移築した総欅作りの門のこと。

現在、忍城の現存建築物として残っているのはこの門と郷土資料館の駐車場にある高麗門だけなのだということです。


いままで何回も(それこそ毎年のように)お不動様には初詣に行ってるんですが、なぜかこの門を見つけられなかったんです。

なので、今年はぐるぐると探し回って・・・あった~!
お寺の脇のとても目立たないところに、ひっそりと。

いや、実はもっと大きな門だと思い込んでいたので、何気にスルーしていたんですね(汗)

思ったよりずいぶんと小さくてびっくりでした。


行田の忍城址自体には御三階櫓が建てられたり、おもてなし甲冑隊の活躍によるPRや映画の影響もあって、いろいろと盛り上がってるようなのに、こちらはせっかく忍城つながりなのに門の規模も小さいせいなのかほとんど知られることもなく、ちょっと寂しいな~☆と思ったりもしたのでした・・・