前回2/10のブログ「青梅三田氏の防衛線」http://natchdes.blogspot.jp/2013/02/blog-post_10.html に載せた地図の③にある「藤橋城」です。
今井城との距離は1.5~2km程度。間に今井城や勝沼城の堀の役目も担っている霞川を間に挟んで「対峙?」しています。
本当に小さな、それこそ「城」というよりは「砦」というくらいの規模の遺構で、明確な土塁を備えた郭と腰郭が1つずつ、あとは農道を挟んで土塁があるくらい。
規模はともかくとして、その「位置」がとっても気になったので、年が明けてからちょこっと買い物がてら立ち寄ってみました。
この藤橋城、現地案内板によると、『武蔵名所図会』からの引用として、平山越前守虎吉の住居であり、平山氏は北条氏照に仕えた人物であった、とあります。また、近隣には平山右衛門大夫や岡伊賀守が城主であった檜原城、また平井村・大久野村辺りが平山氏の領有地区であったことから、藤橋城の平山越前守も、この平山氏の一族であったと考えられる、とも書いてあります。
また、一説には滝の城を交替で守った清戸三番衆に挙げられる藤橋小三郎の城とも考えられているようです。この藤橋小三郎は平山氏の一族なので、いずれにしても平山氏による築城説が濃厚のようです。
さて、その藤橋城に着いてみると、
今井城~?!
住宅地の陰に若干隠れてしまってますが、
まぁ、
藤橋城が後北条側、今井城が三田氏側、ということになると、
というか、藤橋城はこんなに小さな城ですから、むしろ「城」
何にしても、
そうしたら、もっと違う展開も見えてくるのかもしれませんね・・
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